フライス盤1号主軸ガタ修正
2003-10-10記
2003-10-10追記
2003-10-17追記
miniフライス改良のコラム補強パートU
に「1.5mm辺りが限界」と記述がある



当方のは、根性が無く5ミリ径のエンドミルで
0.25ミリの切り込みを越えるとビビって
刃物の寿命が無くなっていた

主軸のガタが原因と解ってきていましたが
何処をどの様にと言うところを
今回見てみました

主軸テーパー側のカバー
4本のビスで止まっていました
プーリー側
此方はプーラー等が
こんなにでかいのが
無いので外せなかった

プーリーを持って
動かしてもビクともしません
こちら側のガタでは無さそう
テーパー側のカバーを
外して、グリースを
取り除きました

そして、テーパーゲージを
差し込み、ゲージの取っ手を持ち
がたがた動かすと
少しコトコト音がします

回転させると、ベアリングの
外周のケースも回転しています
ベアリングになっていない

対策
ベアリングの外周のケースを
固定する
方法
ここに入るような銅製の
平ワッシャを3枚程入れた
締め付け方
ケースを止めるビスを4本とも
がっちり止めようとすると
主軸が回らなくなります
少し弛め、然しガタが無く
8ミリ程の板圧の鉄の板の
端面を切削

エンドミル5ミリ径4枚歯
HSS−Co
切り込み量
左から
0.25ミリ
0.75ミリ
1.5ミリ
2.5ミリ
3.75ミリ

0.25+0.25+0.5+0.75+1.0+1.25

此に1.5ミリ加算したら
凄くビビリが出ました
主軸回転は
インバータ40Hz
プーリー3弾切り替えの
一番遅い位置
2003-10-10追記
切削テスト
3枚重ねています

一番下がラフィング20ミリ
4枚歯・・ネットミル
触った感触は少しざらつく

真ん中が5ミリの4枚歯
触った感触はツルツル

一番上が
5ミリのエンドミルで
切り込み量テスト
5ミリのエンドミルで
切り込み量テスト

左から
0.25
0.5
0.75
1.0
1.25
1.5
1.75
2.0
です。

切り込み方向は
矢印のように交互に
切り込みが深くなる程
溝が蛇行しているよう
に見える

均一の送り速度でゆっくりと
切削しないと綺麗にならない
当たり前だと思うが
エンドミルの先端が凄く動いて
この様ながたがたがに
成るのでしょうか
私が触った限りでは
写真のようなざらつきは
解らない
ツルツルに感じる

特急技能士になれないなぁ
5ミリのエンドミル加工時の
主軸回転数

913 R/min

小野測器
デジタル タコメーター
HT−5100
モリブデングリースでべっとり
白くわだちの様に筋が付いて
ベアリングの外周の跡が
付いています、此処でベアリングが
がたつかないようにしている

内周の所も少し当たっているような
此を少し内周に当たる
部分を削って

しっかり削れなかったので
以前と変わらないようだ
凄くツルツルしている
まあ此で良しとしておきます
2003-10-17追記
10ミリの4歯のエンドミルにて

回転900R/M位
切り込み量、左から
1ミリ、2ミリ、3ミリ

最後の3ミリでは
凄い音になるので油を
切り粉は、もの凄く細い
針のようになります。
凄く送りは遅くしています


此が限界かも