デジタルノギスのDRO化

2007年10月28日
色々先人が同じテーマをやられていますが
殆ど、PICによる動作です
私は、Atmelを今まで動かして
PICを動かす機会がありませんでした
経験値ゼロのPICのROM書き込み器を先日やっと手に入れましたが
まるまるコピーなら其れが使えますが、一寸手を入れるにも
言語のソフトも有りませんし、今買うつもりもありません

其処で一からAtmelにて製作すれば色々改良なども出来るかと思い
製作しようと一念発起します


リンク
写真で見る工作室・・・可成りの種類製作記事があります
イサギダプロダクツ・・・DRO本体、スケール、デジタルノギスの販売。。可成り安いですね

上のが、デジタルノギスの市販物を何年か前の激安で購入
下のは、今回 あきばお〜 にて購入

最新のかも
可成りのデカ文字です
信号の取り出しコネクターの穴がありました
此です
この前のタイプですと、コネクターの接点側も解放していました
半田付けも凄くし易かったようですね
今回のは横に穴が空いているだけです
半田鏝は入りません
信号取り出し用のコードを半田付けする為バラします

まず、分厚いシールを取り除きます
4本のネジを外します
微動送り用のローレット取り付けパーツのネジも外します
色々細かいネジなので無くさないようにケースに入れておく
基板も外します
LCDパネルと基板はゴムのコネクターにて接触します
汚さないように保存
スケール側に電池の +側が接続されます
デプス計測用の棒は取り外します
スポット溶接なので何回かグラグラ動かすと取れます
デプス計測用の棒はDROでは邪魔になるだけです
基板の全景
右上の基板端子
左から

電池−、信号コモン
DATA
CK
電池+、ノギス本体
1.5メートルのUSBコードを利用
バイスに基板を固定します
半田付けします

上から

電池+、ノギス本体
CK・・電圧出力
DATA・・電圧出力
電池−、信号コモン
無事元に戻り表示しました
信号が小さい・・・電池電圧の1.5V位しかスパンしません
其処で先人の方のように
2SC1815Yのベースにシリーズな5.1KΩ
コレクターに5Vへ5.1KΩ

この写真のようにベース抵抗がベースに接続されず
穴が1列ずれていました・・動かず焦りました
チャンと動くと信号がぱっちり見えました
微動ローレットを利用しながら好きな数値で計測します

結果、下記の図のように

2ブロック目の最初の3ビットを無視して
150.00の時15118(11101100001110)と言う数値が出力されます
150.00とは懸け離れていますが118ずれているだけで
1.27ミリに+1カウントするとこの数値になります

150/1.27=118.11023622047244094488188976378
と言う結果になります
どうもインチ計の何かがあるようです



続く