ちんくる さんの データ

HN:ちんくるです。

グリスの評価が一通り終わったので、簡単にまとめたものを送ります。
室温に左右されないよう15℃の時を狙ってテストしました。

ちょうどデジカメ欲しかったのでこの機会に購入しようかと思ったのですが、余
裕がなくて断念しました。

いまいち見にくい気もしますが、とにかく結果が出たものを送ります。
まだ塗り方を色々変えて試していますが、あまり変わりそうにないです。

まず環境です。
CPU : Athlon4 900M ⇒ 1133M(133*8.5)1.5V
MB : GIGABYTE GA-7VTXH
ヒートシンク : サーマルコンポーネント 85EX60×80
CPUFAN : なし
ケースFAN : なし

室温15℃の状態で、マザーボード付属のモニタリングソフトで計測。
負荷は圧縮作業で100%かけてます。

とりあえずヒートシンク銅版間ですが、ある程度の量を塗ると吸盤の様に引っ付きます。
ギリギリまで薄く塗ると引っ付かないのですが、そうすると冷えませんでした。
銅版が張り付く程度でなるべく薄く塗るのがいいようでした。

テストですが、室温15℃、高負荷時は圧縮作業30分〜35分、通常時は30分放置です。
33(2)という表記は、だいたい33℃で時々32℃になる時です。
普通 : 普通のグリス
DS : 市販のダイアモンドパウダー入りDSグリス
銀 : 銀粉入りシルバーグリス
CD : CoolDiamondグリス括弧の中は塗った回数。(終)は専用グリスを塗った状態。

CoolDiamondグリスの塗りなおしは、ティッシュで押し付けないように、クリームが残らず白っぽいのが残る程度に拭き取りました。

グリス ケース(高) CPU(高) ケース(常) CPU(常)
普通 33(2) 55 31 50
DS 32 54 32 50
32 53 32 49
33 54 32 49
CD(1) 33 53 32 49
CD(1) 32 52 31 48
CD(2) 32 52 31 48
CD(2) 32 52 31 48
CD(3) 32 52 31 48
CD(3) 33 53(2) 31 48
CD(終) 33 53 31 48
CD(終) 33 53 31 48

となり、だいたい

グリス 温度差(高) 温度差(常)
普通 22 19
DS 22 18
21 17
CD(1) 20 17
CD(2) 20 17
CD(3) 20 17
CD(終) 20 17

塗りなおしによる性能向上はないです。
でもグリス性能そのものはシルバーグリスより上のようです。

次に、ヒートシンク銅版間は最後の状態(3回塗りの後専用グリス)で固定、CPU銅版間です。

グリス ケース(高) CPU(高) ケース(常) CPU(常)
33 53 31 48
33 53 31 48
CD(1) 33(4) 52 31 48
CD(1) 33 53 31 47
CD(1) 33 52 31 47
CD(2) 33 52 31 47
CD(2) 34 52 31 47
CD(2) 33 52 31 47
CD(3) 33 52 31 47
CD(3) 33 52 31 47
CD(3) 34 53 37 48
CD(4) 33(4) 52(3) 32 48
CD(4) 33 52 31 47
CD(4) 33 52 31 47
CD(終) 33 52(3) 31 47
CD(終) 33 53 32 48
CD(終) 33 52 31 47
CD(終) 33 53 31 48

となり、だいたい

グリス 温度差(高) 温度差(常)
20 17
CD(1) 19 16
CD(2) 19 16
CD(3) 19 16
CD(4) 19 16
CD(終) 20 16

です。最後に専用グリスを塗ったのは、悪くなってるようです。
塗りなおしても変わらないようですし、コア欠けの可能性を考えるとCoolDiamondグリスのみをグリスとして使うのが一番いい気がしますね。
SEC_SUZUKIのコメント
ご苦労様でした。

何回も取り付け取り外しご苦労様です。
なんか CD(1) の時が一番良さそうに見えますね。
動かすと再現するというか追い込みが解らなくなる、何が又は何処が一番良い装着か解らなくなってきますね。

良く弄くると、DSの堅い物も理想を探るのが難しいです。

奥が深いな、グリース・・・・たかがグリース、されどグリース