B&S#9のテーパーとMT#3アダプター製作
2002−10−30
フライス盤で市販のMT3のテーパーのコレットチャックを使いたい。
構想図参照 パート1へ パート2へ パート3へ
どうもスリーブが変だぞ
3− ライブセンター先端
全回転にて0/100
全く振れません
2− ライブセンター中間
全回転にて3/100
偏芯です
でも、先端が振れてるかどうかですから
1− ライブセンター太い所
全回転にて0/100
全く振れていません
ライブセンターの振れ計測
ドリルスリーブの振れ計測
4− ドリルスリーブの細い方
何と全周の最大値が
15/100ミリの振れです
5− ドリルスリーブの中間
全周にて振れの最大値
9/100ミリです
6− ドリルスリーブの太い所
全周にて振れの最大値
5/100ミリ振れていました
主軸側センターの振れ計測
トリルチャックアーバーの振れ計測
先端、中間、根本、共に当然ですが振れが認められません
此もセンター外周削りと連続した状態で加工された物と思われ、振れが認められません
全てのまとめ
ドリルスリーブの内径を覗くと、テーパーが奥迄連続して加工してないです。
多分、下穴を開けてあり其れを基準に外径やセンターを加工して、その後、
リーマでMT−3のテーパーを仕上げたようで、テーパーを削る量が多くて偏芯しているようです。
今後の加工方法
旋盤の、両センター、ドリルチャックアーバーは共に振れが無く、ドリルスリーブを差し込んで
外径の振れは気にすることなく、B&S#9のテーパーの加工をすれば良いことになります。
此は以前、masamotoさんのアドバイスのとおりと言うことです。
あの時、ドリルチャックアーバーも買っておけば今頃・・・・・・クーーーーー
でも原因が解って一安心な日でした。
今回の主役
右上の2個・・・ドリルスリーブ
その下・・・・・・ドリルチャックアーバー
その他別件の物